まるごとチャージ!ぺんてるQUICK DOCK
こんちゃーす!今回はぺんてるの面白いシャーペンについて書いていこうと思います!
ぺんてるのQUICK DOCKです。文房具界隈でもそこまで知名度のないペンシルですがインターネットには結構情報があります。私としては少ない方が書き甲斐があるのですがね笑笑
セット内容です。本体、キャップ、替え芯カセット2本です。普通のシャープペンシルと違う事はお分かりかと思います。
商品特長は既にパッケージに記載されています。
下手な写真で申し訳ない... 簡単に説明するならシャー芯そのものに触らないので手が汚れなく楽って事かと... そもそもそんな事すら面倒に感じる奴いるのか?って感じですが...
まあここで勘の良い方ならこいつを思い浮かべたと思います。
同社のインジェクトですね!こちらもシャー芯カセットを差し込んで使います。この方式はインジェクター方式と呼ばれていますが何故QUICK DOCKで同じ名を使わなかったのかは疑問です。
こちら開封時に気をつけなければならない事が一つ。それはキャップです。なんとキャップは本体の一部。つまり替えのカセットに新品のキャップはついて来ません。またこれを無くすと使い物になりません。
くれぐれも無くさないように笑
使い方はいたって簡単。
カセットにキャップを装着して
カチッと音がなるまで押し込み挿入するだけ。なんという事でしょう!黄色の替え芯は童貞卒ぎょ(殴
取り乱しました。カセットを装着すると極普通のシャープペンシルです。少々わかりずらいですが軸の色も変わっています。
青のカセットを入れるとこうなります。いずれにせよなんだかトロピカル〜って感じの色な気がします!
先端は意外にもパイプスライド式です。面白いデザインのグリップもなかなか握りやすいですがかなり硬めのラバーです。書き味は値段相応、450円って感じです笑
こんな感じです。こちらも廃番ではあるのですがヤフオクでは安値でたまに見かけます。一つ欠点を言うとこちらの替え芯カセットであるXQDR5も廃番です。要するに替え芯が簡単に手に入らない為ガシガシ使えないんですよ...
使いたい方は頑張って探しましょう!
以上、fujiブログ(?)でした!おおきに
日本の宝、パイロットの生んだ傑作万年筆Lucina
こんちゃーす!このブログは週一を目安に更新するのが目標ですがなかなかそうもいかず...
余談ですが最近とある方のブログにはまっています!
http://blog.livedoor.jp/kasutera146/
文房具界隈では有名なザラメさんの「カステラな毎日」です。彼のブログを読んでいると色々な事を教えられるような... 文房具だけでなく人生なども...
この話はここまでにして本題に移りましょう。
今回は万年筆のご紹介になります。
パイロットコーポレーションのルシーナと言う万年筆です。定価は5000円+消費税で特殊合金ニブ(要するに鉄ペンってやつ)です。
実はこの万年筆自分で初めて買った高級万年筆なのです!思い入れがあります!
早速詳細を見ていきましょう!
まずは箱。お店によっては違ったりするのですが大阪阿倍野ハルカスの丸善はこちらでした!
底にサービスカートリッジ、取り扱い説明書、購入すればコンバーターも入れてくれます。
キャップをした状態です。小柄なボディにベスト型がよく似合っています!ちなみにこのキャップ現行品の5000円の万年筆にしては珍しくネジ式なのです!購入する決め手でもありました!
ペン先。ここで勘のいい方はお気づきでしょう。このニブ、同社のカスタム74と形が同じです。もちろん素材や刻印は違いますがこれでコクーンと2000円差、カスタム74の半額だと思うと... まあこれは一ユーザーとしての意見です笑
ネジ山が浅めになっています!これは本当にありがたく手が痛くならないのがポイントです。また軸はやや太めなので長時間文を書くのにも適しています!
キャップです。個人的には横顔が好きです笑
逆に正面から見ると少しダサい...
パイロットならではの雨垂れクリップが特徴的です!正直そこまで好きじゃないけど...
ここはちょっと残念な所。このLucinaと書いてあるリングなのですが使っていく内に黒い塗装が剥げてしまいました。いつかはただの金色のリングになってしまうのかと思うと...
ちなみにこんな構造です。おかげでキャップが割れにくいです!自分はたまたま外れましたが壊れる可能性があるのでくれぐれも真似をしないように...
使いたいインクがあったのでコンバーターを装着しています!現在は廃番のCON-20です。ルシーナはCON-70は使えません。現行品のコンバーターで使えるのはCON-40のみです。
これがパッケージ。阿倍野ハルカスの丸善に残っていた物10個を全て買いました!値段も200円+税で吸入も良く好きです!方式はゴム復元力応用(プレート)式です!欠点を挙げるなら中が見えない事くらいかな笑
インクは色彩雫の深海です。24色を展開する色彩雫シリーズですが どれもみんな綺麗だな〜
深海は書き出しは明るいブルーで時間がたつと深みのあるブルーブラックへと変化します!
実際に書いてみました!特殊合金=硬いと言う常識を覆した書き味。柔らかさはカスタム74くらいでこれは他社に比べて柔らかい部類に入ります。目隠しをして書いたなら金ペンと区別はつかないかと... ちなみにパイロットの万年筆はパイロットのインクとの相性が抜群です!他社のインクを入れるのは勿体ないですよ^ ^
如何だったでしょうか?かなり熱く語ってしまいましたがこの子と出会えて良かったと今も思っています!少し高い万年筆を買いたいと思っている初心者の方にオススメです!パイロットはアフターサービスも充実している為アマゾンで買って失敗する確率は低いと思います!ただ店頭に並ぶ他の万年筆と書き比べるとその凄さが伝わると思います!興味がある方は是非店頭へ!それではおおきに、
進化し続けるシャープ、その名はプレスマン
こんちゃーす!突然ですが皆さんはプラチナ萬年筆のプレスマンに新、旧があることをご存知ですか?実はプレスマンは表記の違いを含め5種類近くあります。その中でも違いの多い代表的な3本を入手したのでご紹介していきます!
パッと見奥2本と手前の物が違うのが分かると思います!では細かく見ていきましょう!
まずは初期型。一番知られていないモデルです。先程も言った通り現行の物と明らかに表記が違います。
こちらは中期型とでも言えばいいのでしょうか... 個人的にはこのモデルが一番好きです。
そしてこれが今のプレスマン、新たな表記が出ていなければこれが最新型です。大きく変わりリニューアルしたとプラチナ萬年筆さんのホームページに書いてあります。
改善点を見れば充分と思う方もいると思いますがこれをチェックするのが文房具マニアです!さっそくいきましょう!
まずは上部分。左から初期、中期、後期です。クリップや白色部分の色に関してはただの劣化です。すみません
この写真で一番気づいて欲しいのはノック部の長さです。白い部分を見ると初期から後期にかけだんだん長くなっているのがわかります。
ついでにクリップはパッと見全部一緒ですが
実は初期型のみJapanの表記があります笑
話を戻してノック部に注目しましょう。
写真で見ただけでは気づきにくいのがここ。初期型のみ細いです。中期と後期に部品の長さ、太さの違いはないため先程記載したノック部の出てる長さの違いは部品を長くしたわけではない事がわかります。
それぞれに付いている金属の針金は全部違います。中期から安全性を考え、先を曲げるようにしたのかもしれません。僕はクリーナーピンとは思えません。
ここでとんでもない事実が発覚。なんと手前(初期型)のキャップが取れないのです。最初は劣化で外れないのかと思いましたが完全に固定されています。かなり驚きです!
次はペン先です。口金に違いはなさそうです。
チャック部に関しては画像の通り初期型だけ形が違います。またホームページにあるように中期から後期にかけてチャックが金属から樹脂に変わっています。ノックを軽くする為だそうですがどう考えてもコストカット... なんでもないです^ ^
上から初期、中期、後期で内部機構を取り出してバネの位置で揃えました。中期型が一番長く後期型が一番短いです。バネが長い程、セーフティースライド(芯クッション)機能が柔らかいです!そもそも0.9mmにセーフティースライド機構が必要とは思わないですが遊び心があっていいと思います!初期から40年近く経った今でも採用されているのは技術の継承と言ったところでしょうか笑
以上です!しっかりしたノック感と音が好きな僕にとっては中期型が一番好みです!デザインの好き嫌いは別れると思いますが安いシャーペンにしてはよくできています!速記用に一つ持っておいていいと思います。
ではまた次回のブログでお会いしましょう。おおきに!
驚異の芯出し!プラチナ萬年筆縦振り子ボールペン
こんちゃーす!またまた面白い筆記具をご紹介しようと思います!今回はボールペンになります!
余談ですが私はプラチナ萬年筆が大好きなので熱く語ってしまいます笑
プラチナ萬年筆の単色ボールペンです!定価は500円でカラーバリエーションは確認されている物で透明、ブラック、レッド、そして僕が持っているグリーンです!他にどんなカラーがあったのか気になるところです!(しかも他カラーがない可能性も...)
普通の状態の画像です!これだけ見るとどうやって使うのかわかんないですよね?
しかしここに注目。なんと予想外のところに先金があります!でも芯は?
なんとペン先を下にするとひょっこり!ペン先が出てきました!また紙に強く押しても引っ込みません。
そしてペン先を上に向けると芯が引っ込みます!本来プラスチックの小さなキャップが販売用についていますが基本的にはこのまま使います!またグリップ部にクリップがついている為胸ポケットに入れても大丈夫です!
ここからは機構の説明。分解してみました!パッと見普通のボールペンとは違いますよね!透明軸なら説明も簡単なのですがこれは難しいですね〜笑
下手な絵ですがかんたんな図として見てください。このボールペンの機構において重要なのは「なぜ書くときに芯が引っ込まないのか」と言うこと。図の通り芯が先金から出ている時中のリフィルは磁石の端に引っかかっています。支持して筆圧がかかるのはここです!
磁石にくっつきます!
こんな感じで引っかかります。
重りは芯を下に下げる為の物です!制御リングはリフィルをより磁石の端につきやすくします!また重りとリングは磁石につかない(おそらくアルミ)ようになっています!
これが簡単な仕組みです。この機構の呼び方は不明で僕は縦振り子式と呼ぶようにしています!
この機能は面白さがある反面、振り子を引っ掛ける突起と後部に鉄部品のついたリフィルしか使えない為基本純正インクしか使えません。(改造も手間がかかります)
その上このリフィル、ボールペン本体共に生産終了... また古い為、初期芯はインクが出ない事が多いです...
デザインはカラーによってはかなり良いと思います!また重量バランスが良く使いやすいので私は普段使い用にしています!
まとめると...
・マグネットを使った面白い機能がある
・替えのリフィルに困る
・デザイン、書き味共に良好
以上です。やっぱり機構を細かく見るっていいですね!設計された方の素晴らしいアイディアを見抜けてしまいます笑
入手するのが難しいですがお手元にある方は是非分解して楽しんでくださいね!
それでは おおきに!
追記
先程Twitterにてこのボールペンの名前が判明しました。
https://twitter.com/txtx82967/status/1429045779121934338?s=21
プラチナボールペン「アンノック」
名前がないペンとか普段よく言いますがおそらくどんなペンにも正式な名前があるんでしょうね!余談ですがプラチナのステンレス軸のなんの変哲もないボールペンもバリアントという名前でした(これはメルカリに出品されたものについていたシールから判明)
機構はこれからも縦振り子でいいのでしょうか?それともアンノック機構とでも言えば良いのか、文房具って面白いね笑
LINEX DP1000シャープペンシルのお話
2こんちゃーす!fuji3776です!今回はデンマークの製図用品メーカー「LINEX」のシャープペンシルをご紹介します!
画像の上がDP2000、下がDP1000です。今回は特にDP 1000を詳しくご紹介します。
こちらはダブルノック式となっています!ノックでペン先を出し黒い樹脂製ボタンを押すとペン先が引っ込みます。
分解した様子です。ノックボタン単体でペン先を出し入れできるダブルノック式は、ノック式ボールペンと同じ機構が軸上部に搭載されています。しかしDP2000は下にあります!ロットリングのラピッドと同じですね!
一方DP1000は仕組みそのものが違います。
これは以前僕が書いたレポートです。まずこれを読んでください。
簡単に説明するとペン先が出ている時はパーツ1だけで筆圧を押さえているのです!壊れるのではないかと心配にもなりますがとてもしっかりしています!
2のパーツです。この溝に1のパーツが入り込む事でペン先を収納しています。
何が言いたいかと言うととても単純な仕組みだと言う事です。
昔はアマゾンで1500円で買えましたが今廃番の為はフリマサイトが一番入手しやすいです。ちなみに画像はよく似たもので上が無印良品のダブルノック式シャープ、下がロットリングのティッキーダブルプッシュです。DP1000はこのティッキーダブルプッシュのOE Mかと思われます。
触り心地ですがグリップはラバーの様な質感、上部はザラザラした感じ(ラミーサファリのマットブラックに近いかな笑)です。
以上です。このレポートは以前twitterにも挙げた事がありましたが消してしまったのでブログに書きました!普通におススメですので興味があれば是非!!